髪を結ぶと頭が痛いのはなぜ?ポニーテールと頭痛の関係
「髪を結んでいると、だんだん頭が痛くなる」
「仕事中は平気なのに、夕方になると頭皮まで痛い」
「家に帰って髪をほどくとホッとする」
そんな経験はありませんか?
実は、髪を強く結ぶことがきっかけとなって起こる頭痛があります。
特にポニーテールなど、髪を後ろへ強く引っ張る髪型で起こりやすいとされています。

髪を引っ張る刺激が頭痛につながることがあります
髪そのものに痛みを感じる神経があるわけではありません。
しかし、髪を強く結ぶと頭皮が持続的に引っ張られます。
頭皮には感覚を伝える神経が分布しているため、長時間刺激が加わることで痛みを感じることがあります。
「頭の表面がズキズキする」
「髪の毛を触ると痛い」
「結んでいる部分の周辺が痛い」
と感じることもあります。
このような頭痛は、髪をほどいて圧迫や牽引を取り除くことで軽くなる場合があります。
頭痛が出たら、まず髪をゆるめてみる
髪を結んでいるときだけ頭痛が出るのであれば、まず簡単にできる対策があります。
一度、髪をほどいてみましょう。
毎日髪を結ぶ必要がある方なら、
・結ぶ位置を変える
・少しゆるめに結ぶ
・長時間同じ髪型を続けない
・休憩中だけでも髪をほどく
といった工夫もできます。
これだけで楽になるのであれば、無理に頭や首を揉む必要はないかもしれません。
髪をほどいても頭痛が残る場合は?
一方、
「髪をほどいても痛い」
「もともと首や肩もつらい」
「仕事が終わる頃になると毎日のように頭痛がする」
という場合には、髪型だけが問題とは限りません。
長時間のデスクワークやスマートフォン操作などによって、首や肩に負担が集中していることもあります。
頭痛が出る条件を一つずつ整理することが大切です。
頭だけではなく首や姿勢も確認します
当院では頭痛の方に対して、痛いところだけを見るのではなく、
首 × お腹 × 姿勢
という視点から身体の状態を確認しています。
首の動き。
肩周辺の緊張。
呼吸。
身体の使い方。
普段の姿勢。
こうした部分を確認しながら、頭痛と関連していそうな負担を探します。
頭痛だから頭を揉む。
首が硬いから首を揉む。
それだけではなく、
「なぜそこに負担がかかっているのか?」
まで考えることを大切にしています。
女性は「頭痛が出る条件」を記録してみましょう
頭痛は髪型だけでなく、睡眠不足や疲労、ストレス、食事、月経、天候の変化など、さまざまな条件によって誘発されることがあります。
そこでおすすめなのが、頭痛が出た日の状況を簡単に記録することです。
「雨の前だった」
「睡眠時間が短かった」
「仕事が忙しかった」
「髪を一日中結んでいた」
などを書いておくと、自分の頭痛が起こりやすい条件が見えてくることがあります。
原因を一つに決めつけるより、自分の頭痛のパターンを知ることが重要です。
繰り返す頭痛を「いつものこと」で済ませない
髪をほどけば楽になる程度であれば、髪型を工夫することで対処できる場合があります。
しかし、頭痛を頻繁に繰り返す場合や、日常生活に支障が出るほど強い場合には、一度医療機関へ相談してください。
また、突然の激しい頭痛、手足の麻痺、言葉が出にくい、意識がおかしいなど、普段とは明らかに違う症状がある場合には速やかな医療機関の受診が必要です。
「髪を結ぶと頭が痛い」
そんな小さな違和感にも、頭痛が起こる条件を知るヒントが隠れていることがあります。
まずは髪をゆるめる。
そして、それでも繰り返すのであれば、首や姿勢、日常生活まで含めて身体を見直してみましょう。