目の奥が痛い頭痛。その痛み、本当に眼精疲労だけですか?
「目の奥がズーンと痛い」
「パソコンを使っていると目の奥から頭まで痛くなる」
「目を閉じて休みたくなる」
このような頭痛を経験したことはありませんか?
目の奥が痛いと、
「目を使いすぎたからだろう」
と考えがちです。
確かに長時間のパソコンやスマートフォン使用によって目の疲れを感じることはあります。
しかし、目の奥の痛み=眼精疲労とは限りません。

目の奥が痛くなる頭痛はいくつかあります
目の周辺や奥に痛みを感じる症状には、さまざまな原因があります。
たとえば片頭痛では、目の周囲を含む頭の片側に痛みを感じることがあります。
群発頭痛では、片側の目の奥を中心とした非常に強い痛みが特徴的です。
そのほかにも目そのものの病気や、副鼻腔などの問題によって目の周辺に痛みを感じる場合があります。
そのため、
「目が疲れているだけだから大丈夫」
と最初から決めつけないことが大切です。
パソコンやスマホを見るとつらくなる
現代では、仕事でもプライベートでも画面を見る時間が長くなっています。
長時間画面を見ていると、目だけでなく身体にも変化が起こります。
画面をのぞき込む。
頭が前へ出る。
同じ姿勢が続く。
肩に力が入る。
首をほとんど動かさない。
こうした状態が何時間も続けば、首や肩周辺にも負担がかかります。
つまり、
「目を使っている時間」と「首を動かさない時間」が同時に長くなっている
ことにも注目する必要があります。
目だけ休ませても繰り返す場合は?
目を閉じて休む。
画面から離れる。
睡眠を取る。
それで改善するのであれば、まずは目を休ませることが大切です。
しかし、
「休んでもまた痛くなる」
「目の奥だけでなく首もつらい」
「夕方になると毎日のように頭痛がする」
という場合には、目だけでなく首や姿勢にも目を向けてみましょう。
首を動かしてみましょう
無理のない範囲で、
上を見る。
下を見る。
左右を向く。
首を傾ける。
と動かしてみてください。
左右で動きに差があったり、特定の方向だけ動かしにくかったりしませんか?
当院では頭痛の方に対して、痛い場所だけではなく、このような身体の動きも確認します。
頭痛なのに、お腹も確認します
さらに当院では、
首 × お腹 × 姿勢
という視点から身体を確認しています。
なぜ目の奥が痛いのに、お腹を見るのでしょうか。
その一つが呼吸です。
呼吸には横隔膜が大きく関わっています。
呼吸が浅くなり、首や胸周辺の筋肉に力が入りやすい状態が続けば、首周辺への負担にも影響する可能性があります。
だからといって、
「お腹が硬いから目の奥が痛くなる」
と単純に判断するわけではありません。
首に負担が集中している背景を身体全体から探すために、お腹や呼吸も確認する。
これが当院の考え方です。
こんな症状は整体より医療機関を優先してください
目の奥の痛みには注意が必要なケースもあります。
突然の非常に激しい頭痛。
急激な視力低下。
物が二重に見える。
目が強く充血して激しく痛む。
手足の麻痺や言葉の異常。
発熱や嘔吐を伴う強い頭痛。
このような場合には、接骨院や整体で様子を見るのではなく、速やかに医療機関へ相談してください。
「目が疲れているだけ」と決めつけない
目の奥が痛い。
その症状だけで原因を判断することはできません。
大切なのは、
いつ痛むのか。
どのくらい続くのか。
片側なのか両側なのか。
どんな症状を伴うのか。
何をすると悪化・軽減するのか。
を整理することです。
そして医療機関で重大な問題がないことを確認したうえで、首や肩の緊張、姿勢、身体の使い方などが気になる場合には、身体の状態を見直すという方法もあります。
目の奥が痛いから、目だけを見る。
頭痛だから、頭だけを見る。
当院ではそう決めつけず、首・お腹・姿勢を含めて身体全体から問題を探していきます。