雨の前になると頭が痛い。気圧と頭痛にはどんな関係がある?
「雨が降る前になると頭が痛くなる」
「台風が近づくと頭痛が出る」
「天気予報を見なくても、雨が降りそうなのが分かる」
このような経験はありませんか?
天候の変化に伴って頭痛やめまい、だるさなどを感じる方はいます。
ただし、単純に「気圧が下がったから頭痛になる」とだけ考えるのは少し早いかもしれません。

気圧の変化と頭痛
天候が変化すると、気圧や気温、湿度など周囲の環境も変化します。
こうした変化が頭痛の誘因になる人がいることが知られています。
特に片頭痛では、天候の変化をきっかけとして症状が出る方もいます。
ただし、すべての人が同じように反応するわけではありません。
睡眠不足、疲労、ストレス、食事、月経など、複数の要因が重なって頭痛が起きることもあります。
つまり、
「雨=頭痛」ではなく、もともと頭痛が起こりやすい状態に天候の変化が加わっている
と考えた方が分かりやすい場合があります。
雨の日だけを問題にしない
当院では、
「雨の日に頭痛が出ます」
という方でも、天候のことだけを聞くわけではありません。
首は動かしやすいか。
肩に力が入りすぎていないか。
呼吸は浅くなっていないか。
普段どのような姿勢で仕事をしているか。
睡眠は取れているか。
こうした普段の身体の状態も確認します。
天気そのものを変えることはできません。
だからこそ、天候以外に変えられる部分を探していくことが大切です。
首や肩がガチガチになっていませんか?
頭痛がある方の中には、首や肩の緊張を同時に感じている方もいます。
長時間のスマートフォンやパソコン作業などで同じ姿勢が続けば、首や肩周辺への負担も増えます。
そこで首を揉むだけではなく、
「なぜ首に負担が集中しているのか?」
まで考えてみます。
当院では首だけでなく、お腹の状態や呼吸、姿勢、身体全体の動きも確認します。
頭痛なのに、お腹も見る理由
呼吸に大きく関わる筋肉の一つが横隔膜です。
呼吸が浅くなって胸や首周辺の筋肉を使いやすくなると、首や肩への負担にも影響する可能性があります。
そのため当院では頭痛の方でも、
首 × お腹 × 姿勢
という視点から身体を確認します。
お腹を施術すれば頭痛が治る、という単純な話ではありません。
首だけに原因を求めず、身体全体から負担につながっている部分を探すためです。
「雨だから仕方ない」で終わらせない
天候はコントロールできません。
しかし、
睡眠を整える。
食事を抜かない。
水分を取る。
長時間同じ姿勢を続けない。
軽く身体を動かす。
こうした日常生活の工夫はできます。
「雨が降るたびに頭痛が出るから仕方ない」
と決めつけず、自分の場合はどのような条件が重なると頭痛が出やすいのかを把握しておくことも大切です。
いつもと違う頭痛には注意してください
頭痛のすべてが筋肉や姿勢によるものではありません。
突然の激しい頭痛、今まで経験したことのない頭痛、発熱や意識障害、手足の麻痺、言葉が出にくいなどの症状を伴う場合には、速やかに医療機関を受診してください。
また、頭痛を繰り返している場合も、一度医療機関で適切な評価を受けることが大切です。
そのうえで首や肩の緊張、姿勢、身体の使い方などが気になる場合には、身体の状態を見直してみるという選択肢があります。
「気圧だから仕方ない」で終わらせず、天気が変わっても過ごしやすい身体を目指す。
あさくら接骨院では、そのために首だけではなく身体全体の状態を確認していきます。