「仕事で座っていると腰が痛くなる」
「車を長時間運転すると腰がつらい」
「立っている方が楽」
このような腰痛は珍しくありません。
座っていると腰が痛くなると「姿勢が悪いから」と考えがちですが、姿勢だけが問題とは限りません。

長時間同じ姿勢が続くこともポイント
座っている姿勢そのものが悪いわけではありません。
問題になりやすいのは、同じ姿勢が長時間続くことです。
パソコン作業や運転などに集中していると、身体をほとんど動かさないまま1時間、2時間と経過することがあります。
腰や股関節を動かす機会が減り、立ち上がった瞬間に「腰が伸びない」「腰が痛い」と感じることもあります。
股関節が硬いと腰が頑張りすぎることも
座っている姿勢では股関節が曲がった状態が続きます。
股関節周辺の動きが低下している方では、立つ・しゃがむ・前屈するといった動作の際に、腰がその動きを補うことがあります。
そのため当院では、腰痛でも腰だけではなく股関節の動きを確認します。
お腹の働きも確認します
身体を支えているのは背中の筋肉だけではありません。
お腹周辺の筋肉も体幹を安定させるために働いています。
呼吸が浅い、体幹をうまく使えていないなど、その方の状態によっては腰周辺に負担が集中することがあります。
そのため、当院では必要に応じてお腹・呼吸・体幹の状態も確認します。
「良い姿勢」をずっと続けなくても大丈夫
腰痛になると、
「背筋を伸ばして座らないと」
と頑張ってしまう方もいます。
しかし、一つの姿勢をずっと維持しようとする必要はありません。
時々座り方を変える。
立ち上がる。
少し歩く。
身体を軽く動かす。
こうした小さな変化を入れることも大切です。
腰だけ揉んでも繰り返す方へ
腰を揉んでも、その日は楽になる。
でも仕事をすると、また痛くなる。
このような場合は、腰だけではなく「座っているとき」「立ち上がるとき」「歩くとき」など、実際の身体の使い方を確認する必要があります。
当院では腰・股関節・お腹・背骨などを確認しながら、その方の腰に負担が集中している要因を探していきます。
長時間座る仕事だから仕方ない、と諦める前に一度身体の状態を確認してみましょう。
※脚の強いしびれや筋力低下、排尿・排便の異常、発熱などを伴う腰痛は、医療機関への受診が必