① 痛みが出てから身体を見る
身体に痛みが出ると、「そろそろ何とかしないと」と思います。
腰が痛い。
首がつらい。
肩が重い。
膝が気になる。
痛みが出れば、身体の変化にも気づきやすくなります。
ただ、身体の変化は、必ずしも「痛み」という形で最初に現れるとは限りません。
以前より身体が動かしにくい。
長く座っていると疲れやすい。
片側だけが張る。
身体をひねりにくくなった。
歩き方が以前と違う気がする。
こうした小さな変化が先に出ていることもあります。
しかし、痛みがなければ「まだ大丈夫」と、そのままにしてしまうこともあります。
私が大切だと考えているのは、痛みがあるかないかだけで身体の状態を判断しないことです。
もちろん、痛みがある場合には、その状態を確認することが大切です。
でも同時に、
「今の身体は、以前と比べてどうなっているのか」
「普段の動きに変化はないか」
という視点を持つことも大切だと思っています。
身体は毎日の生活の中で少しずつ変化しています。
だからこそ、痛みが出てから慌てて見るのではなく、普段から自分の身体に目を向けておく。
それも、身体を長く使っていくために大切なことだと私は考えています。
② 「痛くないから大丈夫」とは限らない
身体に痛みがなければ、「問題なく動けている」と思うのは自然なことです。
実際、痛みがないことは大切なことです。
ただ、痛みがないことと、身体が良い状態で使えていることは、必ずしも同じではありません。
例えば、
以前より身体が硬くなった。
片側だけ動かしにくい。
長時間座ると疲れやすくなった。
歩くときに身体が左右に揺れるようになった。
腕を上げるときに、以前より動かしにくい。
こうした変化があっても、痛みがなければ気にしない方も多いと思います。
しかし、身体は毎日の生活の中で使われています。
小さな動きの変化や身体の使い方の偏りが、そのまま長期間続いていくこともあります。
だから私は、「痛みがあるかどうか」だけではなく、「身体がどのように動いているか」を見ることも大切だと考えています。
痛みがないときだからこそ、自分の身体を確認してみる。
以前と比べて、動きに変化はないか。
左右で違いはないか。
日常生活で疲れやすくなっていないか。
そうした小さな変化に気づくことが、自分の身体を知るきっかけになります。
もちろん、身体の動きには個人差があります。
左右差があるから必ず問題がある、というわけでもありません。
大切なのは、自分自身の身体の変化を知ることです。
「痛くないから大丈夫」だけではなく、「今の身体はどう動いているのだろう?」と考えてみる。
それも、身体を大切にする一つの方法だと思っています。
③ 身体の「小さな変化」に気づく
身体の変化は、突然大きく現れるとは限りません。
「なんとなく動きにくい」
「以前より疲れやすい」
「同じ姿勢がつらくなった」
「身体をひねりにくくなった」
そんな小さな変化から始まることがあります。
例えば、以前は何ともなかった靴下を履く動作が少しやりにくくなった。
後ろを振り向くとき、身体を大きく動かさないと振り向けなくなった。
長時間座っていると、以前より腰や首が気になるようになった。
こうした変化は、日常生活の中では見過ごされやすいものです。
毎日同じ生活をしていると、少しずつ変わった身体の状態にも慣れてしまうからです。
そして、「これくらいなら普通」と思って、そのまま生活を続けることもあります。
だからこそ、私は普段の生活の中で、自分の身体を少し意識してみることが大切だと考えています。
以前は簡単にできていた動作が、今はどうなのか。
左右で動きに違いはないか。
疲れ方が変わっていないか。
身体を動かすことが億劫になっていないか。
こうした小さな変化に気づくことができれば、自分の身体を見直すきっかけになります。
身体を大切にするというのは、痛みが出たときだけ身体を見ることではありません。
普段から自分の身体に目を向けておく。
その積み重ねも、大切な身体の管理の一つだと思っています。
④ 身体を「管理する」という考え方
身体は、車や機械のように、壊れたら部品を交換して終わりというものではありません。
毎日使えば、少しずつ状態が変わっていきます。
仕事の内容が変わる。
運動量が変わる。
生活環境が変わる。
年齢とともに身体の動かし方が変わる。
そうした変化に合わせて、身体の使い方も変わっていきます。
だから私は、身体は「痛くなったら何とかする」だけではなく、普段から状態を確認しながら管理していくものだと考えています。
これは、特別なことを毎日しなければならないという意味ではありません。
「最近、身体が動かしにくくなっていないか」
「以前より疲れやすくなっていないか」
「同じ姿勢を続けることがつらくなっていないか」
そんな小さな変化に気づくことから始まります。
そして、必要であれば身体の状態を専門家に確認してもらう。
自分では気づきにくい身体の動きや使い方を確認してもらう。
そのうえで、必要なところを整えたり、身体の使い方を見直したりする。
私は、こうした「身体を管理する」という考え方が大切だと思っています。
痛みが出たときだけ身体を見るのではなく、これからも仕事や家事、趣味などを続けていくために、自分の身体を定期的に確認しておく。
それは、身体を長く使っていくための一つの方法ではないでしょうか。
⑤ スポーツ選手だけが身体を管理しているわけではない
「身体を管理する」と聞くと、スポーツ選手を思い浮かべる方もいるかもしれません。
実際、トップアスリートは練習だけをしているわけではありません。
身体の状態を確認し、動きを見直し、必要に応じてトレーニングやコンディショニングを行います。
なぜなら、身体の状態が競技のパフォーマンスに影響することを知っているからです。
私は、これはスポーツをしている人だけに必要な考え方ではないと思っています。
仕事をしている人にも、家事をしている人にも、毎日身体を使う生活があります。
デスクワークで長時間座る。
立ち仕事をする。
荷物を持つ。
家事をする。
子どもの世話をする。
車を運転する。
スポーツ選手とは身体の使い方が違っても、毎日身体を使っているという点では同じです。
だからこそ、一般の方にも自分の身体を確認する習慣があっていいと思います。
「痛くなったら施術を受ける」だけではなく、
「最近、身体の動きはどうだろう」
「以前と比べて変わっていないだろうか」
と、自分の身体に目を向ける。
そして必要なときに、身体を整える。
私は、これも身体の管理の一つだと考えています。
身体を使う人すべてに、自分の身体を知ることは必要です。
スポーツ選手でなくても、毎日の生活を少しでも楽にするために、身体を管理するという考え方を持ってほしいと思っています。
⑥ 身体を確認することは、未来の生活を守ること
身体を管理する目的は、単に「痛みを出さないこと」だけではありません。
これからも仕事をする。
家事をする。
家族と過ごす。
趣味を楽しむ。
旅行に行く。
好きなことを続ける。
そのためには、身体を無理なく使える状態を保っておくことが大切です。
今は問題なくできている動作でも、年齢や生活環境の変化によって、少しずつ負担に感じるようになることがあります。
だからこそ、「今、痛くないから大丈夫」だけではなく、今の身体がどのように動いているのかを確認しておく。
身体の動きに変化があれば、早めに気づく。
必要なところを整える。
そして、普段の身体の使い方を見直す。
こうした積み重ねが、これからの生活を支える身体につながっていくのだと思います。
身体は、毎日使うものです。
だから私は、「痛くなったときだけ考えるもの」ではなく、「これからも使い続けるために、ときどき確認するもの」と考えています。
身体を確認することは、今の自分のためだけではありません。
これから先も、仕事や家事、趣味などをできるだけ無理なく続けていくための準備でもあるのです。
⑦ 痛みが出てからではなく、身体の変化に気づく
痛みが出たら身体を見る。
これは、とても大切なことです。
ただ、私はそれだけではなく、「痛みが出る前の身体」にも目を向けてほしいと思っています。
身体は毎日の生活の中で、少しずつ変化しています。
以前より動きにくい。
疲れやすくなった。
同じ姿勢がつらくなった。
身体をひねりにくい。
左右の動きが違う。
こうした小さな変化に気づくことができれば、自分の身体を見直すきっかけになります。
もちろん、すべての変化が不調につながるわけではありません。
痛みがないからといって、必ず身体に問題があるわけでもありません。
大切なのは、「自分の身体が今どうなっているのか」を知っておくことです。
そして、必要なときに身体を確認する。
動きを見直す。
必要なところを整える。
私は、これが身体を長く使っていくための一つの方法だと考えています。
スポーツ選手が身体の状態を確認しながら競技を続けるように、私たちも仕事や家事、趣味を続けていくために、自分の身体を管理していく。
痛みを取ることだけを目的にするのではなく、
「これからも自分の身体で、やりたいことを続けられるようにする。」
そのために身体を確認する。
それが、私が考える「身体を管理する」ということです。
生活シーンを楽にする。
そして、その生活をこれからも続けていける身体をつくる。
それが、私が施術を通して大切にしている考え方です。