症状
全体重のかかる足には、スポーツや歩行などで、いろいろな部位に痛みが生じます。
陸上競技やサッカー、バスケットボールなどのランニングやジャンプ動作の多いスポーツにおいて、慢性障害が多く発生します。
足の慢性障害には、種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎などがあり、それぞれ特定の部位の痛みを訴えます。
原因
足は、足根骨と中足骨が靭帯で結ばれ、縦横のアーチを形成し、筋肉や腱がこれらを補強しています。 スポーツにより、衝撃が続くと、足の骨や軟骨、靭帯や腱に障害をきたし疼痛が発生します。
足の使い過ぎ以外に、足の柔軟性低下や筋力不足、扁平足などの障害の発生しやすい足の形、不適切な靴、悪い路面での練習などが発症の背景になっています。
また、外反母趾などを気にして「大きめの靴」を選んでことで痛くなる場合があります。靴は消耗品です。クッション性などの機能低下を考慮し交換することも重要です。
予防と回復方法
スポーツでいったん障害が発症したら、練習量を減らすか、一定期間の休養が必要です。足底装具の使用などの理学療法などの対処法がありますが、当院では慢性的な症状は保険適応外のため【カラダケア20・30】をおすすめしています。足のアプローチだけでなく全身の筋膜の調子を整えるあげることで血流改善を促し、慢性的な疲れを取りやすくします。体がしっかり休まる事で早い解決を目指します。医師の診断を受けることも大切ですので平行通院をおすすめします。