症状について

頭痛とは?

頭痛とは?

現在、慢性型頭痛をもつ人は日本人で2000万人を超えると言われています。そのうち、男女の割合はというと、女性が圧倒的に多く、男性の4倍近くにのぼります。

症状はそれぞれですが頭痛に悩む人の98%が日常生活に支障を感じているようです。

3割~7割が「緊張性頭痛」、それ以外が「片頭痛」と「群発頭痛」と言われています。

『急性』と『慢性』でも分類され、痛み止めを常用しないと仕事に支障がでるという方も少なくありません。

頭痛は痛みの種類によって対処方法が異なります。まずは病気などないか医師の診察を受けることが大切です。

”一般的”に言われる頭痛の原因は?

一次性の場合

慢性的な頭の痛みの状態です。 痛み別に種類を更に分類できますが、原因は血管の拡張や筋肉の緊張が大もとの原因の場合が多くあります。

日常的にパソコンで長時間作業したり、姿勢が悪かったりすることはありませんか?

姿勢が悪いと頭部を体幹で支えられない為、頭に近い首回りや肩の筋肉が緊張しやすく、神経を圧迫し、痛みが起きる可能性があります。

二次性の場合

病気の不調と一緒に起こる頭の痛みです。

軽度では風邪からくるもの、ごく稀にクモ膜下出血や髄膜炎で、激しい頭の痛みが酷くなってくる、高熱がある場合等は命に関わることがありますので、このような状態が疑われる場合は医療機関へ行かれる事をお勧めします

一時性の痛みは3タイプに分けられます

1、片頭痛

頭部の片側、両側からガンガンと脈を打つように痛み、時に酷いと吐き気を伴います。
身体を動かすと痛みが増すことが多いので、一度痛み出すと仕事や家事等が辛く、痛み止めを常用される方も多いです。
特に女性に起こりやすく、女性ホルモンに関係していると考えられていますが、男性もなることもあり、タバコやアルコール、睡眠不足や疲労が原因で、起こりやすいと考えられています。

2、群発頭痛

目の奥から激しい痛みを感じるのが特徴です。片側の目の奥に起こるのが特徴です。1~2時間同じ時間帯に、1~2か月毎日のように激しい頭の痛みが起こります。
夜間や睡眠中によく起こるとされています。

3、緊張型頭痛

頭が締め付けられるように痛み、肩や首の筋肉の緊張からおこると言われています。
後頭部に痛みが出ることがあります。
他に比べて、激しく痛むことはありませんが持続的なところが特徴です。

 

頭の痛みを放置してしまうと・・・

痛みがひくまで我慢しても、その場しのぎで痛み止めを飲んでも、再び痛みを引き起こし、慢性的な痛みになってしまう可能性があります。

また、筋肉の緊張や神経の圧迫から起こる場合があり、姿勢が悪くなっている事が原因の場合もあります。

姿勢が悪いと、骨盤が歪んだり筋肉がバランスが悪いまま身体に負荷がかかってしまう為、肩の痛み、腰の痛み等を起こす事があります。

また、二次性の痛みを放置してしまうと、ごく稀に命にか変わる事がありますので、軽く考えずしっかりと対処を行う事が大切です。

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