症状について

腰痛の原因は意識にある

まとめ

施術を受けるだけでは腰痛は解決しない

いくら神の手で劇的に回復したとしても、あなたの腰痛に対する「意識」が変わらなければ、また再発する可能性があります。

それどころか次回はもっとひどい腰痛で悩むことになるかもしれないのです。

回復した後は腰が痛かったことなど忘れてしまい、何もなかったかのような意識になってしまうのは仕方がないと思うかもしれません。

でも、もし無意識に継続的に腰痛からカラダを守ることが出来たら、リスクの少ない健やかな毎日を継続して送ることができるはずです。

よって、施術を受けることも大切ですが、意思を変えることが最も重要と言えます。また、人間には自然治癒力があることも忘れてはいけません。

無意識に予防できる

知識を向上させることで意識レベルで予防しやすくなります。

自身の行動を観察して分析を重ねることでより一層、意識が変わるでしょう。

セラピストに聞きたいことや伝えたいことが明確になり、セラピストも答えやすくなります。

お互いに答え合わせのように評価していく事で多くの問題が解決できるはずです。

自己評価

痛みが出た時の状況、時にはもっと遡って自身の行動や姿勢などを評価する事から始めましょう。

まずは「いつ」「どこで」「どんな状態で」を意識して自分を調べます。

いつ・・・朝が痛い、夜に最も痛い

どこで・・・ベット、車、ソファ、台所

どんな状態で・・・屈んだ際の腰痛でも、腰を丸くした際に痛むのか、それとも股関節を曲げたときに痛みが出るのか。

自己分析

次は評価した内容を分析します。

・朝が痛い➡睡眠中に問題があるかもしれない➡寝返り不足による血行不良が原因での腰痛➡マットレスの劣化による寝返り不足?子供を寝ているため狭くて寝返り不足?

・車から降りる際に痛い➡座っている姿勢が悪いかもしれない➡シートを立てすぎて腰に負荷がかかっている?➡骨盤周りの筋肉の血行不良が原因?

と言った具合に自分なりに分析を重ねることで原因をはっきりさせていく事ができます。

わからない部分はセラピストに相談すれば解決しやすくなります。セラピストも自己分析されている方からの質問は具体的で答えやすいです。

意識レベルで回避

評価、分析を重ねることで意識レベルで痛い行動は避けれるようになってきます。

私は心理学を応用した施術を行いますので、さらに意識レベルで回避行動を取れるように患者様をさらに「意識レベルで誘導」することも可能です。

 

ぜひ評価、分析を重ねてみてください。良い結果があなたを待っています。

詳しくは引き続いてお読みください。

腰痛意識戦略。

冒頭部分でもお伝えしましたが、私、腰痛アドバイザーは「意識が変わるよう誘導する」ことを最も重要としています。本人が気がつかない原因の発見や分析をおこないつつ、心理戦略で腰痛に良い行動が無意識的にできるようにしたり、腰痛対策知識が記憶に残りやすいようにサポートします。このコラムでも腰痛意識を変えるための心理戦略が行われています。あなたがこのコラムをお読みいただき少しでも変われることができれば幸いです。

腰痛の原因はあなたの意識にある

新型コロナウイルスの影響で不健康になり、腰痛が発生しやすくなります。

自粛で通院もしにくい状況です。セルフケアで何とか乗り切りたいところです。

腰痛に関する本はたくさん出版され、ネットでも多くの情報が手に入りますし、腰痛を回復するための施設も数多く存在します。ですが、どれがいいのかサッパリ。

私が行う「腰痛アドバイザー」としての役割は「治す」ことだと思われるかもしれませんが、行動・しぐさ・姿勢・状態などから腰痛の原因を読み解き、腰痛を発生させないよう思うままに誘導することが目的です。

そう、ポイントは「誘導」です。「あなたの腰痛に対する行動を変えていく」ことなのです。

施術を受けるだけでは腰痛は解決しない

いくら神の手で劇的に回復したとしても、あなたの腰痛に対する「意識」が変わらなければ、また再発する可能性があります。

それどころか次回はもっとひどい腰痛で悩むことになるかもしれないのです。

回復した後は腰が痛かったことなど忘れてしまい、何もなかったかのような意識になってしまうのは仕方がないと思うかもしれません。

でも、もし無意識に継続的に腰痛からカラダを守ることが出来たら、リスクの少ない健やかな毎日を継続して送ることができるはずです。

よって、施術を受けることも大切ですが、意思を変えることが最も重要と言えます。また、人間には自然治癒力があることも忘れてはいけません。

腰痛に対する意識があなたを変える

腰痛は治らないものだと思い込んでいませんか?

腰痛は歳のせい、無理をする仕事をしているからしょうがない、遺伝だからあきらめるしかない。

まずは、そういった考えをなくすことから開始になります。

腰痛は治らないものではありません。腰痛とは結果として起こっているものです。

そこには必ず原因が存在し、結果、痛みとして腰痛が起こっているのです。腰痛は原因を明確にして、症状を改善することで痛みがなくなるのです。

老化のせいにする腰痛の専門医がいますが、本当にそうなのでしょうか?

あなたの身近にいる高齢者のほとんどが腰痛で悩まれていますでしょうか?

腰に無理がかかる仕事の方はみんな腰痛を抱えていますか?

腰痛の原因は年齢ではありませんし、仕事のせいでもありません。

あなたの腰痛が回復しないのはあなたの「意識」のせいです。

どのようにして意識を変えるのか?

以下を参考にすると良いでしょう。

1、観察

自身の外見や行動などから腰痛に関する手がかりを探る

2、分析

集めた情報を基に「腰痛の原因」を読み解く

3、行動

原因を取り除くための最良の行動を選び続ける

4、心象

最高の結果を思い描く

この4つが重要です。「観察したら分析する」を繰り返すことで正確なデータを集めることができます。そのデータを基に行動することで反応や結果が分かるようになります。

また、行動を繰り返すことで体が無意識におぼえていきます。次第に良くなっていく姿をイメージできれば意識は高く保たれて目標を達成しやすくなることは心理学的にも分かっています。

腰痛解決へ導く

腰痛のほとんどは脳が関係する

まずは腰痛を知ること

に痛み、炎症などを感じる状態を指します。 その期間によって、急性、亜急性、慢性に分類されます。

大部分の腰痛はたいてい発症から数週間以内には改善され、40-90%のケースでは6週間後までに完全に改善されると考えられています。しかし急性患者の3分の1は一年後には慢性化し、5分の1は活動に重大な支障をきたす重度になるともいわれます。

種類

腰痛のうち、骨折・感染症・がん・変性疾患など、原因のはっきりしているものは15%ほどであり、残りの85%ほどは、原因のはっきりしない非特異的腰痛だと言われています。画像検査で異常所見が認められても、それが腰痛の原因であるとは限りません。

非特異的腰痛

非特異的な腰痛の責任部位は、腰ではなく脳です。

非特異的腰痛では、脳の視床は活性化されず、前頭葉の一部だけが活性化されます。これに対して、腰部打撲による急性腰痛では、腰部からの痛みの情報は、脳の視床に入って視床が活性化され、さらに脳のその他の部位が活性化されます(このように、全ての感覚性情報は、いったん視床に入り、その後に脳の各部位に伝達される)。非特異的腰痛の場合では、末梢(腰)や視床は、腰の痛みにあまり関与していないのです。

意識を変えることは非常に重要なことだと私は思います。

特異的腰痛

特異的腰痛の場合は、各疾患ごとに、それぞれの特異的な治療を必要とします。例えば腰椎の圧迫骨折では、骨折箇所を一定期間固定し、鎮痛剤を投与し、基盤にある骨粗しょう症を回復する必要があるでしょう。勿論手術が必要な場合もあります。

なお、一般的に言えば、病歴聴取と体の診察により、可能性のある特異的疾患を排除することができるので、画像診断などのお金のかかる検査は、慢性化した場合や治療に抵抗する場合に後日行うまで、通常は、差し控えておくべきであると考えます。(私見ではありますが、いきなりMRIなどの高額な検査を実施する場合はなぜ今すぐ行うのか考慮すべきです。徒手検査や問診で大きな問題がなければ、経過を見てから実施しても遅くはないのではないでしょうか)

ちなみに最近では、「椎間板ヘルニアは、その9割が自然に治癒する」とも言われています。10年前に当たり前だったことが間違っていたなんてことはよくあることです。最新の情報を集めることが必要です。

症状

筋肉痛・筋膜痛といった腰痛や運動制限・しびれ・違和感などがみられます

原因

腰部に負担のかかる動作による腰椎・椎間板・神経などの障害は、腰痛の原因となる。また、腫瘍などの特異的疾患による障害は、腰痛の原因となる。また、ストレスによる精神的障害は、腰痛の原因となります。

非特異的腰痛を来たしやすい要因として以下があります。

  • 精神的要因(職場への不満、不安、ストレス、抑うつ)
  • 肥満
  • 妊娠後期(出産にて腰痛は軽快する)
  • 年齢(35歳から55歳)
  • 腰に負担のかかる職業(重量物の運搬、介護職、職業運転手)
  • 運動不足

左右の脚長差は、あまり腰痛の原因にならない。腰痛の男女差は大きくない。「気分が沈みがち」とか「不安でじっとしていられない」人は、そうでない人に比べて30倍も腰痛になりやすい(スタンフォード大学Eugene Carragee博士)との見解です。整体院で「足の長さがこんなに違います」という会話は無駄かもしれません。むしろ内面的な問題が多いのかもしれません。

施術

急性・亜急性期における回復のための第一選択肢には、皮膚表面の刺激、マッサージ、はり、脊柱操作、整体といった非薬物療法療法が推奨されています。

もう一度言います。

早期腰痛の第一選択は薬を使わない療法が推奨です。とりあえず薬を飲むという選択は世界的にみて遅れた考えであることはご記憶ください。まずはあなた自身が副作用と症状を天秤にかけて判断するのです。

接骨院や治療院、病院を選ばれる事が非常に多いと思いますので、今回は病院・整形外科での腰痛治療の内容、接骨院・整体院の腰痛施術の内容に分けて簡単に記載しました。

整形外科・病院などの医療機関での治療例】

くすりの処方

  • 痛み止めなどの注射
  • 湿布
  • 電気治療
  • マッサージ
  • 牽引療法

接骨院・鍼灸院での施術例】

  • マッサージ
  • 電気療養
  • ウォーターベッド
  • 牽引療法
  • 鍼、灸
  • 骨盤矯正

 

接骨院・整体院などの施術施設と病院・整形外科などの医療機関では、同じ患者様と接するのにも関わらず、施術内容が大きく異なります。

また、どこの接骨院・整体院も施術内容に違いがあることをここではご理解を頂きたいです。

セルフケア

慢性腰痛のセルフケアは、非常に大切な役割を果たします。施術や治療のみでは、根本的な改善を目指しているものの、全てに対してアプローチができている訳ではありませんし、患者様の日常生活を把握することは、非常に困難です。

そこで大切になってくるのが、自宅でのケアになります。運動やストレッチなど、自宅でもケアをすることで、腰痛症状の緩和や改善、腰痛症状が治った後の良い状態の継続などができるのです。腰痛症状を根本的に改善した後や改善中は、セルフケアをしっかりとすることで腰痛症状の早期改善、良い状態の継続に繋がります。セルフケアについてはコラムに掲載していく予定です。

寝返りUPで腰痛減少

寝返り不足は腰痛リスクが高まります。

腰痛体操を実施することでも寝返りが増えて血流阻害を防ぐことができると考えます。

こちらを参照してください。

ヒントは行動にある

なぜ腰痛になるのか、生活の中にヒントが隠されていることが多い。自分を観察して問題点を探そう。下記を参考にしてください。

観察(症状)

まずは自身の症状を細かく調べよう

✅症状が繰り返し出やすい

✅起床時の痛みが強い

✅足の爪が切りにくい

✅寝返り動作がつらい

✅冷えると痛い

✅寒暖差に弱い

✅針・電気施術で変化がない

✅痛み止めが効かない

✅レントゲン検査で異常がない

✅しびれが出ることがある

✅「キクっ」とした痛みが走ることがある

他にもあるはずです。自分はどんな症状があるか記憶を探りましょう。

観察(外観や行動)

容姿や生活動作などを調べよう

✅中腰が多い

✅反り腰・フラットバックがある

✅ガニ股になっている

✅あしを組む事が多い

✅足の指が変形している・浮き指がある・タコがある

✅靴の紐をしっかり結んでいない

✅背もたれを使わない

✅長時間同じ姿勢をとる事が多い

✅姿勢が悪い、膝の歪みが大きい

✅下半身の柔軟性が悪くなっている

✅遺伝的要素がある

✅あまり運動をしない

✅座りすぎている

✅子供と一緒に寝ていて寝返り不足になっている

✅日常的に水を1日1.5L飲む事がない

✅コルセット着用していない

✅寝不足

上記のような腰に負担となる可能性のある行動を見つけてみましょう。

違うかな?と思うことでもいいので、とにかく多くの情報を集めることです。

自分に質問をぶつける

以下を例に答えて腰痛に関するヒントを探そう

いつ頃から腰痛により悩んでいるのか?
痛くなったきっかけは?
私生活で大きな変化はなかった?
自身の姿勢はどう思うか?
日常の中でどんな動きやどんな時に痛みを感じるのか?
ストレスを抱えていないか?
どんなスポーツや仕事をしているか?
後遺症は考えられないか?
他に気になる点はないか?

家族に聞こう

自分では気が付かないことはよくあります。

家族に外見上の問題や癖などを尋ねてみるのも良いでしょう。

観察を繰り返すことが大切

これは非常に重要な作業です。

継続することで、行動と結果が明確になり「何が自分にとって効果的だったか」を発見することにつながります。また、良くないと思った行動は学習して無意識のうちにセーブするようになるはずです。

広い視野を持って様々な角度から観察と分析を実施すること成果につながるのです。

また、セラピストにそれを伝えることにより、セラピストは施術方法を決めやすくなります。

「この状況ではこのような手技が適しているだろう」「この状況ではこんなことに注意してもらおう」といった内容の良い対応が実現できます。

このように知識の共有にもとても効果的に働くのです。

姿勢分析検査

からだの歪みや筋肉の状態を点数で評価するシステムを当院では行っています。

このシステムで姿勢を可視化して腰などへの影響を調べることができます。

ちなみに「トヨタ自動車」もこのシステムを利用しているようです。

このシステムを正しく実施すれば、正確な姿勢情報を得ることが可能となり、あなたに最適な簡単なセルフケアを自動表示します。

姿勢の結果を確認するだけでも参考になるのですが、私が「もっと深いところまで分析」して対策を講じることができます。

今までに2000人以上の分析、施術、観察を実施してきた経験から「どのような意識戦略が必要か」をお伝えすることができます。

企業様からも依頼を受けてカウンセリングを提供しています。

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