サポーターを着けっぱなしの状態は良くない。スポーツ用のサポーターを着けている年寄りを見ることが多いが、スポーツ用は部位を伸ばすんじゃなくて、曲げるほうに力が働く。だから、これを着けた年寄りは、膝を曲げたまま、そのまま歩いてしまう。歩きやすいけど、膝が伸びなくなる。悪い格好でも歩ける道具に成り下がっている。治すという考えじゃなく、ただ単に楽するという選択をしている。楽になればいいとそれを進める先生もいて残念に思う。テレビ通販で楽に曲がるんです!みたいなことを謳った膝サポーターも治療に役立たないわけです。
膝が伸びなくなれば姿勢が悪くなり、腰や首肩まで、悪くなることも否定できません。膝が伸びる治療用のサポーターが理想的ではないでしょうか?勿論、症状や個々に合わせたサポーターを選ぶことが最も重要ですが。
どんなサポーターがいいかわからない場合はお気軽にご相談ください。