エコーで怪我の評価
エコーは筋肉など軟部組織の状況を画像で確認して評価することが可能なため、以降の施術計画を立てるためにとても有効と言えます。
なぜ導入しないの?
当院では導入していません。今後もないかもしれません。なぜならデメリットがあるからです。
エコーは接骨院では保険適応ではできないので自費で行う院が多いようです。例えば、保険窓口負担金が950円、エコーは自費2,500円といった具合で窓口負担が多くなります。病院で行えばエコーは保険適応なので窓口負担金は抑えられると考えられます。
保険の施療にエコーを実施して自費では行わない院もあります。しかし、これでは手技をする時間も取れない上、報酬も十分でなく院の経営を圧迫します。
また、病院では様々な症例、多くの人数をこなしているためエコーの観察力が期待出来ますが、エコー経験の浅い接骨院では精度の高い評価が期待出来ない恐れがあります。実際に接骨院でエコーを利用した患者による評価の低い口コミが散見されます。
画像診断は医師に
やはり、画像での評価は医師の元で行うことが今のところ正しいと私は考えています。
ただし、参考程度に使用する程度なら接骨院でも問題はないかと思います。