オスグッド病は、成長期の子供に多くみられるスポーツ障害で、膝のお皿の下（脛骨粗面）の骨が痛んだり、出っ張ったりする症状が特徴です。原因は、成長期に筋肉の柔軟性が追いつかず、ジャンプやダッシュなどで脛骨粗面に負担がかかることです。
・成長期特有の「骨の成長」と「筋肉の成長」のアンバランスが原因です。
・太ももの前の筋肉（大腿四頭筋）が、成長しきっていない膝の下の骨（脛骨粗面）を引っ張りすぎることにより、炎症や痛みが起きます。
・サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、ジャンプやストップ動作を繰り返すスポーツで起こりやすいです。
多くの場合は成長期が終われば自然に治りますが、自己判断は危険です！
痛みを我慢してスポーツを続けると、症状が悪化したり、大人になってからも後遺症が残ったりする可能性があります。
長期化した症状には「カラダケア」が最もおすすめです。
太もも前面の大腿四頭筋を使いすぎたり、この筋肉が硬くなり、伸び縮みしにくくなると、大腿四頭筋が付着する脛骨粗面という膝下の一部分が大腿四頭筋によって引っ張られることで骨が盛りあがったり、炎症を起こしオスグッド発症の原因となります。また、姿勢が悪いことでも大腿四頭筋部に負荷がかかりやすくなります。
カラダケアで「硬くなった筋肉の調整と姿勢改善」をしてあげることが大切なのです。後はゆっくり休養することで回復へと向かいます。
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