変形性膝関節症

膝の痛み、当院にお任せ下さい

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が加齢や肥満などによってすり減り、痛みや腫れ、膝の変形などを引き起こす疾患です。初期には動作開始時に痛みが出ますが、進行すると階段昇降や正座が困難になり、歩行にも支障をきたします。悪化してしまうと手術療法（骨切り術、人工関節置換術など）に頼ることになります。

原因

加齢:軟骨が長年の使用で少しずつすり減る
肥満:膝関節への負担が増加
O脚:膝の内側に負担がかかりやすい。
過去の怪我:半月板の損傷や靭帯の断裂など、膝の怪我がきっかけになることがある。

症状

立ち上がり・歩き始めに痛み
階段昇降や正座が困難
夜間痛（眠れないほどの痛み）や安静時痛

一般的な治療

セルフケア

この疾患は生活習慣が起因する場合が多く、適度な運動や食生活の見直し、減量などが効果があります。同時に筋力を維持し、膝への負担を減らすことも効果的であり、それだけで罹患を減少させたり、進行を遅らせる効果があります。

保存療法

薬物療法:痛み止め（アセトアミノフェン、NSAIDsなど）の内服
運動療法:筋力維持や負担軽減のための運動
関節注射:ヒアルロン酸注射
物理療法:温熱療法など
装具療法:足底板や膝関節装具の使用
関節鏡手術:膝内部の処置
骨切り術:骨を切って変形を修正する手術。
人工関節置換術:関節を人工の関節に置き換える手術。