足底筋膜炎(そくていきんまくえん)とは、足の裏にある「足底筋膜」という組織に炎症が起き、かかとから土踏まずにかけて痛みが生じる病気で、特に朝起きて最初の一歩や、長時間休んだ後に歩き出す際に痛むのが特徴です。加齢や運動不足、長時間の立ち仕事、スポーツでの使いすぎ(オーバーユース)、扁平足などが原因で、足底筋膜が硬くなり、小さな断裂(微細損傷)を起こすことで痛みにつながります。
主な原因
オーバーユース:ランニング、ジャンプなど、足裏に繰り返し衝撃が加わる
長時間の負荷:長時間の立ち仕事や歩行。
加齢:筋膜の柔軟性が失われ、硬くなる。
足の構造:扁平足やハイアーチなど、足裏のアーチのバランスが崩れている。
ふくらはぎ・アキレス腱の硬さ:これらが硬くなることで足底筋膜への負担が増える。